2015.05.15
ボッティチェリとルネサンス
最近、美術館巡りがマイブーム。
海外に行くと、美術館に行ったりするが、
実は東京に暮らしていて、行ったことがない美術館や博物館が以外と多い。
渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムも初めての訪問。
テーマ展は「ボッティチェリとルネサンス ~フィレンツェの富と美~」
ルネサンスの巨匠、ボッティチェリの作品が
国内史上最大規模、奇跡の大集結。
とはリーフレットのキャッチコピー。
美術館自体はこじんまりとして見やすい環境。
そして作品は、というと、
ボッティチェリの作品がズラッと並んでいる光景を想像していたけど、
ちょっと違っていた。
このボッティチェリが活躍したルネサンスの画家とパトロンとの関係を、
当時の社会背景とともにストーリー立てて紹介していた。
絵画鑑賞としては若干物足りなさもあったが、
歴史ストーリーとともに絵画や当時の金貨、金庫、装飾品を眺める、
というスタイルは、
当時の情景が浮かんでくるようで興味深く見ることができた。
特に説明が日本語(当たり前だが)なので内容が深く理解できた。
また、このスタイルの美術展に行ってみたい、
そんな気持ちを起こさせる「ボッティチェリとルネサンス」展。
6月28日まで開催中です。
よろしければぜひ。
筆:くろさわ