2016.06.13
ハワイが楽園であり続けるために
アロハ!
4月と6月、2回続けてハワイに行ってきました。
今回は例年のマリン事業の見学・買い付けに加え、
ヒルトンでの某外資企業の年間表彰式イベントのロケハン/本番視察でした。
日本からだけで3000人近い参加者が一堂に集合する一大イベント。
この期間、ワイキキの飲食店はこのイベントの参加者だらけだったそうです。(笑)
さて、本題は、ハワイは今も楽園か?という素朴な疑問です。
全米でもっとも住みにくい州ランキングで今年もハワイはワースト1だったそうです。
その一番の原因は物価高だそうです。旅行者の私たちでもコスト高はビックリ。
また、物価高に伴う失業者・破産者の拡大、ホームレスの増大も住みにくさを象徴化します。
もう一つの懸念は、本土からの富裕層の移住増加や中国マネーでの住宅取得増大、
それをうけた高層ビル建設ラッシュ、未開エリアの開発、鉄道建設、頻繁なフリーウェイ大渋滞、、、
典型的な二極化が起こす様々な負の事象がこの楽園でも起こっている気がします。
さらには、昨年の異常なまでのハリケーンの襲来。恒常的な洪水とビーチ汚染。
空港に降り立った時の今までと違うなんとない多湿度感。。。。
ハワイはいまでも楽園なのでしょうか。
青い空、青い海、神秘的な山々、美しい夕日、やさしいロコ達、、、、
そこにいるだけで癒される不思議な力、
それらはいまも変わっていません。
これからもずっとハワイが楽園であり続けるために、
ハワイ州の行政、企業、住民、そして我々旅行者が、
それぞれベストな接し方でハワイを愛し続けてほしい、
と思った今回のハワイの旅だった。
筆:黒沢