2020.01.30
これも大逆転!フォードvsフェラーリ
今年は大逆転ネタが続きます!
まったくノーマークだった映画「フォードvsフェラーリ」。
自分がクルマ好きとの自負もあり、
タイトルからして素人向けのアクション映画という先入観でまったく無関心だったのだが、
チラホラ聞こえてくる評判がかなり良いことに意識し始めた先週末、
ちょうど悪天候ということもあり、休日の朝9時10分からひとりで観に行ってきた。
ストーリーの詳細は割愛するが、
見どころとして3つのポイントがあげられる。
ひとつは、二人の主人公を取り巻く友情と信頼の人間ドラマ
ふたつ目は、ドライバー目線でのまさに大迫力のレースシーン(往年の名車も含め)
そしてもう一つが、大企業の論理の賛否を問う企業ドラマ
この3つのポイントが全編を通してよく練り込まれていて、
単なるカーアクションドラマとは一線を画す興味深い作品だったと思う。
とくに企業の視点で描く、企業内ヒエラルキー、依頼者と請負者の関係性、マーケティング至上主義、、、
といった今でも世の企業にも通じる無常観が心迫ってきた。
当時常勝軍団の絶対王者に臨む新参者の無謀ともいえる挑戦。
結果は大逆転をもたらすのか?
それは、観てからのお楽しみ。
お勧めします。
筆:黒沢