2009.07.31
読書の夏
世間では、「読書の秋」が一般的だが、
夏休みまっただ中の小中学生にとっては、夏こそが読書の季節ではなかろうか。
何と言っても、読書感想文という宿題がある。
この宿題がやっかいで、私もとっかかりまでに時間がかかった。
でも本を読むのは嫌いではなく、小学校の頃は文庫本に憧れた。
あの小さなサイズに、小さな文字の羅列。
あれを読むのは大人に近づくステップだと思い、
読んでいる自分が少し誇らしく思えた。
今思えば、まさしく自己陶酔だけど(笑)
さてさて、そんな話はさておき、
2010年は国民読書年間(まだ来年のことだが)とういことで、
昨日の朝日新聞に、本についての広告特集が組まれていた。
「大事なあの人を、幸せいっぱいにしたい、そんな時に本を贈りませんか?」
題してハッピーブック。
都内書店の店員さんが、オススメのハッピーブックを紹介していた。
時々、本に関して組まれるこの手の広告特集が私は結構好きだ。
本屋で手に取る本は、自ずと自分の好きな作家の新刊だったり、
その時に話題になっていた本だったりと、あまり冒険がない。
意外と「読まず嫌い」な作家もいたりする。
こういう特集で紹介されていたものが、
いいきっかけになるのだ。
ハッピーブック。
読んで暗~くなりたくはない、今の気分にもちょうどいい。
ということで、今度本屋にいったとき、次の3冊を手にとってみようと決めた。
・「ダカフェ日記」 森 友治
・「サラリーマン合気道」 箭内 道彦
・「イン・ザ・プール」 奥田 英朗
私の夏休みの宿題である。
筆:ワタナベ
2009年7月31日 pm17:00