2009.10.30
フランクフルトショーで思うこと①
いつも私は思う。
ヨーロッパ人は、普通の老若男女みんなクルマが好き。
モーターショーへはどこから来たのか、何を楽しみに来ているのか、
聞いていないし、聞いても言葉が分からないけど、
みんな楽しそうに、一生懸命に、
技術を見て、パーツを見て、展示車に乗り、
ワールドプレミアカーの写真を撮っている。
コンパニオンに群がる日本とは別世界。
観る側が真剣なら、当然ながら出展するほうも真剣。
メーカーの哲学や技術をどうやって伝えるか、
そこに展示や演出の知恵が注ぎ込まれている。
これこそが本当の意味でのモーターショーなんだろう。
メーカーとユーザーが一緒になって育てていくクルマ文化。
素敵だな、といつも思う。
筆:くろさわ
2009年10月30日 pm14:40