株式会社POWWOW Planning & Produce

 
 

2009.12.28

良いお年を

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12月28日はパウワウの仕事納め
先週から始まった大掃除も今日が最終日。
今回の掃除は、いままで10年間に溜まった不要なものを一掃することに。
当初は必要だと思い保管した数々の資料も、
時が経ってみると単なるゴミになっているものも。
10年前はまだこれほどデジタル化が進んでおらず、余計に紙資料が多い。
 
さまざまなモノや関係をなかなか捨てさることができない、しがらみの多い世の中。
目標を定めても、いろいろな縛りで思うような成果が出せない社会や政治。
 
大きな目標は、そう簡単には達成できるものではないが、
でも目標がなければ結果もついてこない。
潔く自分自身を整理して、新しい年に向けて、新たな目標に向かいたいと思う。
 
皆さまの新しい年が素晴らしい1年でありますように。
 
筆:くろさわ

2009年12月28日 pm 15:30

 

2009.12.11

赤い彗星

違います。

シャア・アズナブルではありません。

“フィールド駆け抜ける セ界一のスプリンター

期待と夢乗せて 走れ赤い彗星“

先日、引退が電撃的に伝えられた

我らがレッドスター、阪神タイガース赤星憲広。

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18年ぶりの優勝を決めた、あのサヨナラヒット。

一塁に出塁すれば球場全体が異常に盛り上がり、

「走れ 走れ 赤星」の大合唱。

いつも先頭でチームを引っ張り続けた、

阪神の顔である赤星が引退するなんて・・・。

ひとつの時代の終わりを感じずにはいられません。

赤星の他に、藤本、今岡、ウィリアムズ、秀太・・・。

2003年優勝時の主力メンバーが今年は特にたくさんチームを去りました。

(あのF1セブンはもう誰もいなくなりました)

おそらく来年あたりには矢野や桧山までが・・・。

もちろんチームはメンバー変更を繰り返しながら、

新しいチームへと1年ごとに生まれ変わるものですが、

思い入れの強い選手がいなくなるのはやはりさびしいです。

そして何より不安です。

まだ、居なくなってしまうことの実感が全くないですが、

彼のポジションがポッカリ空いてしまうのは非常にさびしいですが、

まずは感謝の気持ちを伝えたいと思います。

今まで僕の夢を乗せて走ってくれたこと、本当に感謝しています。

ありがとうございました。

筆:ケンタマン

2009年12月11日 pm2:00

 

2009.12.08

長年の謎が解けた。

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三木です。

小学生の頃疑問に思って、忘れていた長年の謎。

ふと思い出しては、調べる間も術もなく忘れ去っていたあの謎。

それは

「湖に浮かぶ大型船はどうやって運んだのか?」

少し前、芦ノ湖に行く機会があり、

その疑問を18年ぶりくらいにまた思い出した。

小学生のときと違って、時代は便利。

ネットで調べてみた。

やはりというか、パーツ(またはある程度まで作って)で運んで、

湖畔で組み立てるようだ。

http://osaka.yomiuri.co.jp/mono/mo50801a.htm

どちらにせよ、組み立て工場ドックは必要なので、大型船のある湖には

そういうとこがあるようです。芦ノ湖にも。

http://www.odakyu.jp/program/info/data.info/2274_0247488_.pdf

いやはや、時代は便利になりました。一気に解決。

ただ、今となっては「やはり」と思うことでも

子供の頃は、道をどうやって運ぶのか一生懸命考えていた気がします。

答えがありふれ、すぐに解決できる今の世の中。

今の子供たちは、どうなんだろう。

筆:三木

2009年12月8日 pm4:30

 

2009.12.02

東京のセントラルパーク

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最近引っ越しました。
そのおかげで、会社までが徒歩圏内に!

落ち葉をキュッキュッと踏みしめ
スコーンと高い青空と
澄んだ冷たい空気を吸いこむ気持ちのいい朝

茶色の木々の隙間からは新宿の高層ビル群がみえる
代々木公園は東京のセントラルパークです
NYのセントラルパークに似ている、という点での意味で

アメリカに1年ほど留学していた時
私の住むワシントンDCからNYまでは
グレイハウンド(長距離バス)で片道5時間
私は隔週でNYを訪れていました

冬のNY

長距離バスステーションの目の前は、かの有名なタイムズスクエア
そこからセントラルパークは散歩していけば程よく良い感じの距離感

ふと今朝代々木公園内を歩きながら思った

吸い込む空気感が似ている
臨める景色も似ている
オフィス街と高級ブティック街と民家が隣接している雰囲気も似ている
芝生の広さも似ている

犬と散歩するおじさんがいれば、片や私は出勤途中
スタバのカップとベーグルを持てばNYっ子ぽいけど、
私の手の中には自動販売機で買った「おーいお茶」

東京のセントラルパークを横ぎって
表参道を抜け
今朝のナンバーズを200円で購入して、ふと現実に戻る

さあ、今日も一仕事

筆:おがわ

2009年12月2日 pm 15:00

 

2009.12.01

山崎蒸留所とおいしいウィスキーの作り方

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先日、大阪でのイベント現場の帰りに、京都の「山崎蒸留所」に
行ってまいりました。

今回の大阪のイベントとはウィスキーに関係していたものだったので、
蒸留所の見学はマストで必要かと思い、フラッと立ち寄り。

以前、白州の蒸留所には行ったことがあったが、
森林に囲まれた緑の蒸留所なイメージだった白州に比べ、
山崎はずいぶんと町に隣接している蒸留所だな…という印象。
蒸留所のゲートをくぐっても、そこはまだ公道で、小学生が黄色い帽子を
かぶって下校している。

私は1時間に1回行われている蒸留所見学に参加した。

まずつんとした穀物を蒸したような香りが漂う発酵室に案内される。
この状況下で作られたアルコール過程はビールと同じ状態。
ウィスイーの原料は、麦とイーストとおいしい水。
山崎には、千利休も愛したという名水が湧くのです!

続いての部屋は、強いアルコールの香りが充満している蒸留釜:ポットスチルの
部屋。
ウィスキーは合計2回蒸留されます。
ポットスチルの形状も様々。
ポットスチルの形状がおだんごが二つ重なっているようなものは、蒸発する
アルコールが窯のなかで滞留し、
余計な成分が落とされるために、すっきりとした味わいに仕上がる。
そしてまるで三角フラスコのような形状の窯は、蒸発するアルコールがそのまま
出口に向かうため、
様々な成分が一緒に蒸発し、重厚な深みを持つ味わいに仕上がる。
そこでできたウィスキーの素は、どうも麦焼酎のような香り。

続いての部屋が、何年も樽の中でウィスキーが眠る貯蔵室。
部屋の中はひんやりとし、そしてオーク樽の香りと、その香りに混じったウィスキー
のなんともいえない芳醇な香りが漂う神秘的な空間。
樽の中で眠っているウィスキーは呼吸をするのだそう。
その呼吸を助けるため、貯蔵室は一切エアコンを使用しない、自然の温度にゆだねる
のだとか。
夏は樽の中で膨張したウィスキーは、冬の寒さの中でぎゅっとおいしさを閉じ込め、
それを何年も繰り返す。
樽の種類や、寝かせる年数によっても、その味わいは大きく違いが
出ていくるのだとか。

貯蔵室の中の好きな話があります。
何年も寝かされたウィスキーは、夏の蒸発も相まって、
どんどん少なくなっていくのだとか。
10年に比べて20年のウィスキーは樽の中のアルコールが半分以下に
減ってしまう。
ただし、少なくなっていく過程でをウィスキーの味わいも深まり、
おいしくなっていくのです。
そのウィスキーが減っていく現象を人は「天使の分け前」と言って、
天使がちょっとづつ味見をしているからウィスキーが少なくなっていくのだ、
と考えていたそうです。

最後に山崎の名水がわき出る泉の横を通り、試飲会場へ。

途中、案内をしていたお姉さんに尋ねました。
ウィスキーを作るのに必須な「ピート」という泥炭があります。
これは発酵過程で必要な泥炭で、そのピートからでる煙もおいしい味わいを
生む要素の一つとなるのです。
ピートの香りが強く香ると、スモーキーな味わいがプラスされる、という具合に。
そんなピートというのは、日本でもとれるものなのか、と。
そもそも、山崎の山にはピートもあるのか、と。

しかし答えはNOでした。
ピート自体はスコットランドから乾燥して輸入をしているのですって。

ということは、山崎は山崎という土地が生んだウィスキーではあるが、
実際に原料を細かく突き詰めていくと、純ジャパではないということが
判明いたしました。
聞かなかったけど、たぶん麦も…。
とはいえ、日本の名水が生んだ山崎。
私は試飲会場で山崎12年の水割りを美味しく頂きました。
山崎の名水のチェイサーとともに。

ウィスキーって、本当に森を感じさせるというか、落ち着く飲み物なんだなー。
と周りには関西おばちゃんたちのトーク威力に負けないよう、
一人、まったりと世界に浸るのでした!

ウィスキー蒸留所見学、本当にお勧めです!
近場の白州は絶好の癒しスポットに間違いありません。
おいしい水に、おいしい空気に、癒される香り。
ウィスキーが更に好きになったひと時でした。

筆:おがわ

2009年12月1日 am10:00

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