2019.07.31
変わるCEATEC、変われるCEATEC
今秋10/15-18で開催される国内最大IT見本市CEATEC 2019。
今年で20回目、いままでのCEATEC JAPNからJAPANを外しての新たな出発だ。
一方、その常連主役企業だったパナソニックとシャープが単独ブース出展を取りやめ、
主催団体が設ける特設展示スペースへの出展を検討している、と
日経新聞に記事が掲載されていた。
以前は大手家電メーカーがこぞって出展を競い合う家電見本市という役割だったが、
すでにその役割を終え、
いまや情報技術を核として産業や社会に新しい価値を生み出す芽を探す場、
様々な企業が新しい技術連携などを模索する場になってきているのだという。
ここ数年、自動車メーカーなど異業種の出展も当たり前になってきている。
今年はANA HDも参加するとのこと。
ITで世界が激変する昨今、
CEATECの役割もさらに重要度を増していくことになるのだろう。
時代を読んでうまく変化していく展示会もあれば、
逆に、どんどん寂れていく展示会もある。
東京モーターショーはどちらに変わるのか、個人的に気になったCEATECのニュースだった。
筆:黒沢