株式会社POWWOW Planning & Produce

 
 

2025.10.31

ジャパンモビリティショー2025開幕

10月29日、

ジャパンモビリティショーが開幕した。

今回はトヨタグループが4ブランド合同で出展し話題となっていたが、

実際に目の当たりにするとレクサスとセンチュリーの迫力はそうとうに凄かった。

クルマだけでなく様々な移動体にまで広くとらえたモビリティという言葉にたがわず

陸海空にわたる乗り物が登場し出展社数が過去最大とのことだったが、

クルマの出展者は過去最少というのが自分の印象だった。

昔の話になるのも年寄りの極みだが、

国内各メーカーはもちろん欧米の輸入車メーカーが競って

コンセプトカーから次期新型車(参考車)そして押しの新型車ラインナップにわたり

勢ぞろいさせている中、スペックシートを見たり、ドアを開けて乗ってハンドル握って、

「これはいいな!」なんていいながら仮想購入候補を悩んだりしていたものだった。

それがいまやコンセプトカーの数も減り、市販車はまったく展示されないメーカーもあり、

乗ったり触れたりできるクルマが少なかったのが特に気になった。

そんな中で今回のMY BEST CARは、

MAZDA VISION X-COMACT だ。(冒頭写真)

これもコンセプトカーの類で発売は想定外なのは残念だ。

固まり感のあるキュートでスマートなデザインで自分の親友のような存在を目指した、とのこと。

もし市販車になるようなことがあれば我が購入車リストの筆頭だろう。

会場は南館から西館そして東館と広く、

全エリアを制覇するには相当な体力と根気が必要だろう。

未来社会に興味があるデジタルネイティブの若い人たちに適した展示も多く、

新鮮な一面もある今回のJMS。一度ご覧になってはいかがだろう。

筆:黒沢

 

 

2025.10.14

遅ればせながら「国宝」を観た

この3連休の最終日、あの映画「国宝」を観てきた。

もうすぐ空くだろう、と思いながら数カ月、席が取れずに観遅れていたこの作品。

シネコンのもっとも広いホールが満席の中での鑑賞だった。

3時間におよぶ超大作だが観始めるとアッという間とも思える充実した内容だった。

人気俳優二人の白熱の名演技が話題となる中、

自分がもっとも感心したのが圧倒的な迫力とシズルのある撮影力だった。

構図といいカメラワークといい色合いといい、日本映画のレベルをはるかに超え、

世界一級といえる全篇にわたる映像効果は、李相日監督の才能ではあるものの、

監督が口説き落としたソフィアン・エル・ファニ氏の手腕であったのだと思った。

ひさびさに満足感の高い映画鑑賞を味わったといえる。

これからの日本映画に期待したい。

筆:黒沢

 

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