2024.05.28
円安を憂う
5月も後半が終わろうとしているが、
円ドル為替はあいかわらず円安傾向に留まっている。
金融庁の円買い介入も注し水のごとく一瞬はガクンと下がるが、
火のついた沸騰鍋に注いでもアッという間にまた沸騰するのが道理。
学者出身の植田総裁も相場のかじ取りは嵐の海での新米船長のようなもの。
この先のかじ取りが心配だ。
円安も行き過ぎれば社会に悪になることは分かっていながら、
アベノミクスの利点をいまだに無理に主張し続け、
与党に欠かせない一部の経済界の意向やらを慮り続けた結果、
もう後に引けない状況に陥ってしまっている日本政府と日銀、そして官僚組織。
いまだに利上げには手を付けられず、かといって大胆な政策を打つでもなく、
米国のインフレ緩和の利下げをただ待つ、という無為無策。
政治家も官僚ももう少し骨のある姿勢で臨んで欲しい。
自民党は政治と金に関しても国民をなめ切っているのだろう。
自民党がだめでも野党はもっとダメ、という声も聴くし、
そうとも思わないでもない。
だけど、政権が変わる緊張感の中で政策を競い合うことこそが、
国民にとっては最適解なのではないかと信じる。
野党も前回のような体たらくを猛省し、
つぎは是が非でも国民に認められるよう努力するのではないか?
普段、政治については語らない当ブログではあるものの、
今日に限って、そんなことを想った次第である。
筆:黒沢