2019.03.11
インターナショナルボートショー2019
3月7日~10日まで開催されていたボートショーに今年も行ってきた。
まずはパシフィコ横浜の屋内会場に向かった。
金曜日のオープン直後にもかかわらず、
あっという間に多くの来場者で各社のブースは溢れていった。
あいかわらずこの業界は景気がいいのだなあという想い。
ミニボートの数は年々減って大型艇の展示が目立つ。
会場の一角には高級輸入車の展示ゾーンもあり、
ロールスロイス、ベントレー、マクラーレン、アストンマーチン、ランボルギーニ、ロータス、
といったクルマが並べられて人気を博していた。
その後、シャトルバスに乗ってもうひとつの会場、横浜ベイサイドマリーナへ向かう。
こちらはフロートショー、つまり係留された状態で展示されるスタイルだ。
つまり、陸上に揚げられない巨大サイズのボート(というよりも船)が
桟橋伝いに多数展示されている。
予約者(顧客)限定でしか観られないボートも多く、
気軽に巡る雰囲気ではない顧客商談会的ムード満載。
モーターショーでいう超高級車ブースと同じ。
価格も都内の高級マンションと同じかそれ以上が普通に展示されている。
1億円以下は少数派という恐ろしい状況。
二極化と言われて久しいが、
まさに景気のよい世界が確かに存在することも事実なのだ。
ちょっとめまいがしそうな世界を後に、またパシフィコに戻り、
現実的なスモールボート、航海計器、マリン用品をじっくり眺め、
やっと気持ちが落ち着いた、そんな今年のボートショーだった。
パウワウシーライフクラブは今年もハイシーズンに向けて活動を本格化していきます。
皆さまもぜひマリンレジャーの楽しさを体験ください!
筆:黒沢