株式会社POWWOW Planning & Produce

 
 

2018.10.31

ぶとう収穫祭2018に遭遇

パリモーターショー視察の4日目、

日本帰国に夜便での出国だったため、

まだ訪れたことのないモンマルトルの丘に行ってみようと思い立ちメトロで向かった。

最寄駅では長い長い螺旋階段を上り地上に出た。

丘に向けて坂道沿いにはお土産ショップやカフェが立ち並び、

土曜日ということもあるのか、人通りが多くとても賑わっているように感じた。

ひたすら坂道を登り続けると、やがてテアトル広場に行きついた。

画家がいっぱいで、様々なタッチで観光客の似顔絵を描いている。

そのままサクレクール寺院を目指すと、向かう道沿いに露店屋台がびっしり!

しかもその間を大勢の人が埋め尽くしている。

最初は何ごとかと思ったが、どこの屋台でもワインとおいしそうな郷土料理が売られ、

訪れている人たちがグラスを片手におおいに楽しんでいる。

看板を読み解くに、どうやらちょうど「ぶどう収穫祭」の催しに巡り会ったようだ。

自分もさっそくその一員となり白赤のワインとともに、

モンマルトルから一望できるパリ市街の風景を楽しむことができた。

このぶどう収穫祭、正しくは

「Fete des Vendanges de Montmartre(フェテ・デ・ヴァンダンジュ・ド・モンマルトル)」

パリで唯一のモンマルトルのブドウ畑で収穫されたぶどうを祝うお祭りだそうで

毎年10月の第2週に開催されているとのこと。

1年でたった5日間だけの貴重な催しに

ちょうどタイミングが合ったのが驚きと言える、

とってもハッピーでラッキーな経験であった。

つぎはあえてこのタイミングに合わせてパリに行ってみたい。

そんな素敵な収穫祭だった。

黒沢

 

 

2018.10.23

ジャポニズム2018 若冲展

今年は日仏友好160周年。

それを記念した『ジャポニズム2018』と題した芸術文化イベントが

パリ市内を中心に行われている。

パリモーターショーを観に行った期間に、

ちょうど『若冲―〈動植綵絵〉を中心に』展が 、

1900年のパリ万博博覧会の展示会場として建造された

Petit Palais:プティ・パレ(パリ市立美術館)にて開催されていた。(~10月14日まで)

伊東若冲(いとうじゃくちゅう)は江戸時代の半ば、18世紀後半に京都で活躍した画家。

近年、再評価と研究が進み、日本では大きなブームになっている。

今回は、彼の作品の中でも最も有名で優れている「動植綵絵」全30幅と

「釈迦三尊像」3幅を同時に展示公開する。

これは、欧州で初めて、海外で2回目、日本も合わせてもたった4回目という、

貴重な機会だったのだ。

2016年に東京美術館で開催された日本開催2回目の際は、

入場までに5~6時間待ちという驚異の人気に圧倒され、

私はあっさり諦めたくちであった。

それがなんとパリで開催されていたのだ。

最終日間近のため当日は非常に混んでいた。

フランスでもこんなに人気があるとは驚きだった一方、

日本人としてちょっと誇らしい気分にもなった。

作品の内容とその論評は割愛するが、(専門家の論評を参考にしてください)

どれも圧倒される表現力と繊細さが印象的だった。

特に釣り好きにとっては魚貝を描いた作品に見とれてしまった。

パリで観る日本最高峰の芸術はまた格別だった。

筆:黒沢

 

 

2018.10.18

パリモーターショーは変革期か

近年9月に開催されていたパリモーターショー、

120周年となる今年は10月4日~14日(一般デイ)の開催となった。

世界最古のモーターショーと言われるこのパリショーは、

時期だけでなく、名称から展示構成まで大きく様変わりしたのだった。

“DU MONDIAL “という名のもと、クルマだけではなく、二輪も同時開催となり、

さらにB2B向け技術展も併設された。

一方で、開催期間は2週末(11日間)に減少し、

メジャークルマメーカーもVWを筆頭に14ブランドも取りやめて、

たった3館だけになっていた。

出展各社も地元以外はチカラが抜けていた気がしたのは私だけだろうか。

その中でスズキの元気さが目立っていた。

他には、ベトナム企業ヴィンファストの初出展、

中国からは唯一、GAC(広州汽車集団)が参加、など

アジア新興メーカーが印象的だった。

技術展ホールには行かなかったが、

二輪ホールは充実していてバイク好きには見応えがあったと思う。

特に、カワサキやスズキは名車のZ900、KATANAが新旧で展示され、

マニアにとってたまらなかっただろう。

CESこそがモーターショー?と言われるようになってきて、

いままでの延長線上では先進国のモーターショーも続きにくいのかもしれない。

これからの東京MSを考えるうえで、参考になるそんなパリショーであった。

筆:黒沢