2011.06.22
ナマケモノLife
100万人のキャンドルナイトの呼びかけ人として有名な、辻信一さん
時はさかのぼること私が大学生の頃
アンニャ・ライトさんというオーストラリア人女性と、とある人を介して広島で知り合いました
(出逢った理由は書くと長くなるので割愛します)
アンニャさんは
寝る場所が広島市内で見つからないからと、私の泊まっていたホテルに寝袋を持って押し掛けてきたり
スコットランドでのキャンプ生活で1カ月程寝泊まりをともにし
その濃密な1カ月を共に過ごした翌年の夏
今度は私がはるばるアンニャさんの家があるエクアドルに遊びにいくという…
なんとも学生時代は楽しくスリルに満ちた旅の経験をしたものです
そんなアンニャさんとエクアドルはエスメラルダスの海沿いの街に行った時
辻さんたち明治学院大学の教授群とお会いしました
三つ指を出して「こんにちは、ナマケモノの辻です」と
真顔で挨拶する辻さん
お会いした当日、水にあたったのか高熱を出していた私は
意識朦朧とするなかで、この飄々と衝撃的なご挨拶をするおじさん
辻さんは、またこんなことを言っていました
日本人は忙しく、エネルギーを使いすぎる
ナマケモノはエネルギーをあまり使わず、地球にやさしいスローな生活をしている
動きがスローなだけで、怠けているわけではない
ナマケモノは一生懸命に生きている
そんなナマケモノの生き方を見習い、我々も「ナマケモノになる」のです!
そんな辻さんが代表を務めるNGO団体名が「ナマケモノ倶楽部」
今ではナマケモノ倶楽部は、必要最低限のエネルギーで生活する方法を
多くの人に提唱している団体の第一人者だと私は思っています
忙しいだろうけど頑張りすぎない様に見えるその活動姿勢と、
啓蒙イベントのアイディアが、環境問題に関心のある人以外にも、
「おしゃれ」なのか「流行」なのか、月並みなことばでしか表現できませんが、
様々な人の心に刺さるのでしょう
エネルギー不足が懸念される今夏を間近に控える、
本日6月22日は2011年の夏至
一番日の長い日
必要最低限のエネルギー生活
解っていても今のライフスタイルの中
どうやって実践したらよいのやら…
仕事でPC使わなきゃいっか
携帯も充電しない!(使わない)
18時になったら即「お疲れ様」と帰ってしまおう!
なんて
各方面から殺されそう♪
Let’s ナマケモノLife
筆:おがわ