2010.06.25
参議院選公示

昨日24日、参議院選挙の公示があった。
各党首が一斉に街頭に立ったが、
ワールドカップ日本チームへの注目度が高い中で、
選挙に市民の気持ちを引き寄せるのはちょっと大変だ。
街頭演説でもWカップをネタにする党首も見られるが、
だれにしても、スピーチにインパクトがないし、
聴いていて惹きつけられる魅力もない。
ただ、それだからと言って無関心のまま投票日を迎えるのは悲しい。
実は、かなり重要な選挙だと思われるから。
日本人は信念がなく、大勢に流されやすい。
ワールドカップを見ていても、よくわかる。
岡田辞任しろ!が岡田様!にコロッと変わる。
たんなる応援ならそれも笑い話だが、
日本国の先を決めるのだから、ムードではなく本質で評価しないと。
とかく勝った側はすべてを是とし、どんな駄策であろうと国民の信任を受けたと言う。
話はもっともだったが実際はまったく正反対、なんてこともよくある。
イメージで判断せずに、もっと本質的なところで、判断したいと思う。
ちなみに、私は「平等」を言う社会は信じない。
「正当」な社会が是と考えているからである。
筆:くろさわ