2024.03.28
ジャパンボートショー2024
毎年恒例のボートショーに行ってきた。
パシフィコ横浜と横浜ベイサイドマリーナの2拠点で開催されるのだが、
今年は時間の関係もあってベイサイドマリーナ会場だけ視察してきた。
相変わらずボートサイズが年々大型化しているように思えるが、
今年はその成長が止まったような気もした。(それでも十分に巨大ではあるが)
ここ最近は50ftは当たり前で60~70ftがいくつも並んでいたが、
その数はほぼ昨年並みかやや少ないという具合。
セイルボートも減ったように感じた。
あと、多くの船が新艇ではなかったのが印象的だった。
さすがにこの円安のなか、100万ドルをゆうに超える船ばかりで
この為替環境で買い手未定のまま新艇を発注するのは輸入業者も少々チャレンジャブルで、
どうしても既存艇を展示することになるのだろう。
輸出企業の円安利益ばかりがニュースになる中、
輸入品で企業を営んでいる側にとってはとても辛い現況だろう。
マイナス金利解除もまったく円高基調にならず、
むしろ逆行している金融政策であるが、
金利があることを当然と受け入れる日本に早く戻ってもらいたいと
私は切に願う。
筆:黒沢