2019.08.22
独モーターショーも危機か!
今年もフランクフルト(独)で10月14日~22日までIAA2019が開催(一般)される。
初めて行ったのが2005年。それから毎回欠かさず通っている。
もっとも好きなモーターショーである。
東京モーターショーが寂しくなってもうだいぶ経ち、
昨年はパリショーまでが怪しくなってきたと思ったものの、
さすがにIAAだけは揺るがないと思っていた。
ところが、、、、
IAAですら厳しい現実が襲いかかってきている。
あのTOYOTAが出展を取りやめたのだ。
さらに本家BMWですら前回の1/3に面積縮小だと!?
新聞記事によると、SNS時代を受け費用対効果で見本市の選別の目が厳しくなっているのだと。
主催側も従来通りのやりかたでは出展社も来場者も離れていくことになる。
この傾向は、世界的に業界問わず深刻になっている。
一方、米国家電見本市「CES」は、逆に家電にこだわらずIT融合で生まれる
新たな技術や産業の出展を呼び込んでいる。
今後の見本市の在り方を我々も考えたうえで、
その出展効果に見合う提案力が求められてくるのであろう。
今年のIAAがどうだったか、現地を視たうえでご報告したいと思う。
筆:黒沢